エイダコイン850倍コースに乗れた話

沿革

エイダコイン850倍コースに乗れた話

仮想通貨バブルに乗っかった話をしよう。ワイの先見の明は超人なみなのである。

コンビニ人間

西武鉄道の中にあるファミリーマート系のコンビニ・トモニーで派遣生活をしていた。各駅に小さなトモニーがあって、沿線上慢性的に従業員不足であり、安定的に派遣されることができた。いつも同じ店舗でなく毎日ばらばら。業務は基本的にレジ打ちとちょっとした品出しである。勤務時間は選べるが、だいたい早朝の3、4時間と夕方からの4時間が通例だった。合間の時間は例のように投資本などを読んでいた。いまから考えても最も無駄な時間をつかった時期だったと思う。東京に住んでいたので、生活はカツカツorマイナス。カードローンで借金もしていた。

泉忠司(いずみただし)との出会い

ある時、普通にスマホでネットサーフィンをしていると、偶然みかけた動画広告で泉忠司を見つけた。彼は当時、全然世の中に知られていなかった仮想通貨のことを熱く熱く語っていたのだ。いまから爆発的に伸びていくと。今なら絶対に投資詐欺だなと思ってスルーしていたが、当時は(それでも33歳)怪しいながらもちょっくらやってみっかと思った。話は段階的になっていて、ユーチューブ動画を使って、営業をかけられる。まずは「仮想通貨バイブル」という仮想通貨基礎のDVD教材(5万ぐらいだったか)も買わされる。そして、あの億り人を輩出した当時はまだ誰も知らないエイダコインが紹介されたのだ。

エイダコイン(ADA)

エイダコインは1口10万だったか。10万すら無かったので、カードローンで10万おろして投資をした。確かこれが2016年末~2017年前半にかけてだった。購入すると専用のウォレットで受け取れる(確か、ダイダロスウォレット)。2017年後半にウォレットに配布された。2017年10月はマネックス証券の問い合わせ対応派遣で働いていた。ストレス多き受電系コールセンターである。その間にジョジョに値上がりしていく。初めは、あんまり値動きがなかったが、10月、11月前半でまず10倍になった。評価額100万。この時点で、仮想通貨が儲かることをかぎつけた烏合の衆たちが便乗してきて、さまざまな糞草コインを紹介しまわしてきた。残念ながらワイは一部換金してそちらに回してしまった。まさか、この時点で何千万になるとは思ってもいない。しかし、評価額は11月末から年末にかけていっきに2000万まで駆け上っていった。気持ちの高揚である。悪いがまわりの派遣社員に優越感を抱いて過ごしていた。翌年1月2日、3日には4000万まで行ってたと思うが、その2018年初あたりからだんだんと値崩れしてきた。そろそろ換金することにする。値崩れしてきたら慌てるものだ。みんな換金するので価格は下落して、最終的に1000万ほど実際に現金化することができた。

恐ろしき仮想通貨の税金

こんなに大金を手にしたことはなかったが、なんとなく大きく儲けると税金が累進的上がることは知っていた(一応、FP技能士3級)。なので、2017年時点、値上がりしている時点で仮想通貨を換金する場合の税金回りをざっくり調べていた。

調べておいてよかった、税金の計算は仮想通貨を日本円に両替したときだけではないことが分かったからだ。仮想通貨を別の仮想通貨に両替した時点で税金の計算の対象になる。例えば、エイダコインをビットコインに換金した時点だ。利益確定した1000万で他の仮想通貨に換金して評価損が0になった場合。それでも1000万円分の税金は課せられる。払う税金ないよね(笑)。こうなるリスクは知っていた。

なので1000万を日本円に換金できても、大半は税金の支払いに充てるだろうということで、半分ほどプールしておいた。

そして0へ

ワイは日本のバブル景気もインターネットバブルも、アメリカののちリーマンショックになる不動産バブルの時も、学生でまったく経済にも関心がなかった。この時はじめてバブルを経験したようなものだ。バブルを経験して分かったこと、それは「今バブルにいることが分からない」ことだ。

いったん、仮想通貨は値崩れしたものの押し目でしかなく、また復活して上がっていくであろう、そう思ってた。なので引き続き税金支払い分を除いた600万ほどを全額仮想通貨に投入してしまう。

初めは元金10万だったが、今回は600万だ。ウキウキだよね(笑)。600万の内訳は、また泉忠司案件のNoah(ノア)コインに300万。同じく泉忠司案件の仮想通貨バンクという、確かプロのファンドマネージャーが運用する仮想通貨ファンドに100万。残りは覚えてないが全額投入した。結果ノアコイン以外は全滅。

ノアコインは2018年2月か3月に上場して初めは4倍の1200万ぐらいになった。エイダと同じようになるかと思いそのまま待っていたら、どんどん落ちる。結果、換金したときには数十万になっていた。かくして税金支払い分を残したお金はほぼ0になったわけだ。

得たもの・教訓

あぶく銭を儲けても意味がない。

だいたい1か月間ぐらいの間、(評価額ベースだが)何千万と手にした。初めは気持ちがパァーっと明るくなった。高揚した。だがそれは初めの2週間ぐらい。

東京の生活は家賃が高くきつい。あまり収入がないと高い家賃を支払うのが大変である。一人暮らしでフルタイム勤務だと、外食が中心となり食費も高くつく。こんな生活いつまで続けるのか、もっと金があればなぁ。金がたくさんあれば、どんなに良いことか。

金がないとき、且つ、一度も大金を手にしたことがないと、金さえあれば幸せになれると思う。そう確かに何千万と評価額が高まった初めの2週間は幸せだった。だがしかし、それ以降はたいして喜べなくなっていた。どちらかというと空しいかなぁ。

つまり、降ってきたかねを手にしても人間、幸福にはなれん。金だけ貰っても、能力は同じ。自分の学力が低いなら学力は低いまま。コミュ力低いならコミュ力低いままである。

ここらへんのことに気づくことができた。これはよかったと思う。泉忠司さんは一部の層から詐欺で訴えられちゃっているわけだが自分はまったくそんな気はない。むしろ、感謝している。トレード技術でいっても自分が下手うっただけだし。すごい情報を手にして、その情報を基にうまくトレードできなかっただけだ。自己責任である。

この結局、仮想通貨が0になっちゃった件以降、幸福感を得るには、

自分で稼ぐ力を身に着ける必要がある。

そう考えるようになったのである。

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